タイに訪れたら1度は乗ってみたい「トゥクトゥク」。初めて乗る方はその乗り方や料金など、不安に感じる方も少なくないはずです。
今回の記事では、実際にバンコクでトゥクトゥクに乗ってみた私が、その体験談を紹介していきます。この記事を読み終わった頃には、皆さんの不安も解消されて安心してトゥクトゥク出の旅を楽しめるはずです!
この記事はこんな人におすすめ
・トゥクトゥクに乗ったことがない
・トゥクトゥクに乗るのが不安
・実際にトゥクトゥクに乗った人の体験談を聞きたい
トゥクトゥクの詳しい乗り方や料金交渉のコツはこちら↓
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実際にトゥクトゥクに乗ってみた!
ワットポー周辺で声をかけられる
バンコク市内を観光中、有名な観光地「ワット・ポー」に到着し中に入ろうと入り口を探していると、タイ人の男の人に声をかけられ、世間話が始まりました。
その人の娘の旦那さんが日本人で名古屋に住んでいることなど、一通り話すと、、、
今からワット・ポーに行くの?
はい、そうです。
ワット・ポーは今昼の休憩の時間帯だから14時まで中には入れないよ。トゥクトゥクで他の観光地回って、またここに戻ってワットポーに入った方がいいよ
あとから知ったことですが、これは完全に嘘で、トゥクトゥクに乗せるための口実でした。実際にはワットポーは休憩などなく、昼の時間帯でも中に入ることができたようです。
トゥクトゥクの交渉
騙されてはしまいましたが、時間には余裕がありましたし他の観光地にも行きたかったので、トゥクトゥクに乗せてもらうことに。
有名な寺院に行って、その次にオーダーメイドのスーツを格安で作れるお店があるからそこも行った方がいい。
お土産も買いたいだろ?お土産がたくさんある場所にも連れて行ってあげるよ。
ここまで戻ってきてくれるの?
もちろん。ここ戻ってきた頃にはワットポーも開いてるよ。
というような感じで行く場所を決められ、まあいらなかったら買わなきゃいいなくらいの気持ちで承諾。
最初は全部で80バーツでどうだと言われましたが、交渉して40バーツで乗せてもらうことに。
日本円にすると約150円なのでとても安いと感じましたが、その客引きによると、今日は火曜日で仏教の日だから政府がガソリンを安くしているからトゥクトゥクも格安なんだよとのこと。
これもあとから気づいたことですが、すべて嘘でした。毎日のようにこういうことを言って観光客を乗せるために嘘をついているということに気づきました。
それでも日本人にとっては格安なので、乗っても問題はないと思います。
運転手に引き継がれて乗車
客引きのタイ人との交渉が終わると、客引きが運転手に声をかけて行き先や料金を伝えて乗車します。運転手もフレンドリーで、どこからきたの?などいろいろ話してくれました。
まずはスタンディング・ブッダとラッキー寺院という2つの場所に連れて行ってくれました。
スタンディング・ブッダはその名のとおり、立っている大きな仏像がありました。ラッキー寺院は特に特別なものはありませんでしたが、何か幸運なものがあるのかもしれません。
オーダーメイドのスーツ店へ
もともとスーツを買うつもりはありませんでしたが、見るだけでもいいからと、行ってみることに。
格安でスーツをオーダーメイドできる店がある。アルマーニもここに工場を持っていてここの生地を使っているんだ。
日本でスーツ買ったら高いだろ?ここで作れば格安でいい質のスーツが買えるよ。
スーツなんて買うつもりはないよ?
とりあえず見るだけでもいいから行ってみなよ。
トゥクトゥクの料金は変わらないから。
着いたのはとても目立たない裏道にあるお店。怪しくはないですが、中に入ると席に座らされ担当の人が色々説明してくれました。
どれだけ安いのかと思ったら、質の良いスーツががだいたい4万円から作れるよとのこと。もっと安いのかと思っていたので、話だけ聞いて断って出てきました。
次はハイブランドショップへ
一緒に行った友達がバッグが好きだったので、ハイブランドのお店は見たいということで行ってみることに。
店内にはルイ・ヴィトンやGUCCI、エルメスをはじめとしたハイブランドのバッグや財布がずらりと並んでいました。偽物が多いようでしたが、店員によると一部本物もあって本物は値段も高いとのことでした。
確かに正規品を買うよりは値段がだいぶ安かったので、偽物でも良いという方にはおすすめです。
お土産、ジュエリーショップへ
お土産屋さんは探していたのでちょうどいいと思い、お土産屋さんへ。中に入るとジュエリーショップと併設されていて、高そうなジュエリーがたくさん並んでいました。(写真はNG)
目当てのお土産も安く売っていたので、家族へのお土産をいくつか購入。
ワット・ポーに戻る
すべての場所を周り、ワット・ポーに戻りました。トゥクトゥクを降りて、乗車前に交渉して決めた40バーツを支払ってお礼を言ってトゥクトゥクの旅が終了しました。
支払いの時に50バーツ札しかなかったのですが、運転手が近くの店で両替してきてくれて、無事40バーツ払うことができました。
また、乗車中に私がかぶっていたキャップが風で飛ばされるというハプニングがありましたが、運転手がわざわざトゥクトゥクを止めて戻って拾ってきてくれました。とても優しく親切な運転手でした。
感じたことと注意点
詐欺だと思われがちだが、こちらにもメリットはある
よくタイのトゥクトゥクに関して「ぼったくりだ」「詐欺だ」という情報を目にしますが、そう言ったことはないと感じました。
実際に格安の料金でいろんな場所に連れて行ってくれることを考えれば、ぼったくりということはないと思います。もちろん中には高額のトゥクトゥクもあるかもしれませんが。
また、おそらく運転手や客引きたちはスーツやお土産、ジュエリーなどの店と繋がっていて、客を連れてきてその客が買い物をすれば、いくらかが運転手にも入るというシステムになっているのだと思います。実際にお店を出た後に、運転手から「なんか買った?いくら分買ったの?」などと聞かれたので、それによって運転手もお金を稼げるという仕組みなのでしょう。
これを詐欺と捉えてしまう人もいるかもしれませんが、これもひとつのビジネスなんだと感じました。
タイ人は口が上手い。優しい。
トゥクトゥクを体験してみて感じたことは、タイ人は口が上手くて優しいということです。
運転手や客引きとたくさん話しましたが、いくつか明らかに嘘のようなことがあって騙されてしまったので、注意が必要です。行きたくないときははっきりと断りましょう。
・その場所は○時から○時まで休憩だよ
・今日だけ○○の日でガソリンが安いからトゥクトゥクも安いよ
などというのはだいたい嘘なので注意しましょう。でもみんな悪意がある嘘のようには感じませんでした。
とにかく口が上手く、敏腕セールスマンという印象でした。
料金は実際に格安でしたし、連れて行ってもらってよかった場所もありました。損をしたことは特にありませんでした。
また、飛ばされた帽子を拾ってきてくれたり、わざわざ両替をしてきてくれたり、タイ人の優しさも感じることができました。
まとめ
今回は私が実際にバンコクでトゥクトゥクに乗ってみた体験談を紹介しました。
このブログでは、他にも海外旅行に関する情報を発信しているので、ぜひそちらもご覧ください!
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