【オーストラリア】ホームステイのメリットとデメリット/費用はどのくらい?

セントキルダビーチの夕日

オーストラリアに語学留学やワーキングホリデーなどで滞在する人たちにとって、ホームステイでの生活はとても価値のある経験になることでしょう。

現地の家族と生活を共にし、彼らの生活や文化を実際に体験することができます。

しかし、事前にホームステイについてしっかりと理解しておくことも大切です。ホームステイとはどういうものなのか事前に知っておけば、実際にホームステイを始めてみたらイメージと違って失望したり、トラブルに遭ったりということも防ぐことができます。

特にオーストラリアに初めて滞在する方には、ホームステイから生活をスタートさせるのがおすすめです。食事や生活など、何か問題が起きたときもホストファミリーが助けてくれるので、初めての方でも安心して生活していけるでしょう。

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オーストラリアでのホームステイのメリット

ホストファミリーが助けてくれる安心感

初めての地での一人での生活は、何もわからない状態でのスタートなので想像以上に不安も大きく大変です。交通機関や食事、家事など、いろんな面でサポートしてもらえるホームステイはとても安心感があります。また、何か問題が起きたときに助けてもらえたり安全面を考えてもホームステイでの生活はおすすめです。

現地の生活を体験できる

海外で、オーストラリアの家族の一員として生活できるという経験は、滅多にできないことです。日本とは違う生活の中で、新しい気づきや価値観も多く得られるでしょうし今後の人生に活かせることもたくさんあるはずです。シェアハウスではなかなか経験できない、ホームステイならではの良さです。

英語環境に身を置ける

シェアハウスでの生活は、周りが日本人だったり、同じように英語を勉強しにきている外国人だったりということがほとんどです。ホームステイの場合はほとんどの場合がネイティブの英語を話すホストファミリーと生活することができるので、いやでも英語を話さなければ生活ができないという環境になります。学校に通って英語を勉強し、家に帰ってもファミリーと英語で会話する英語漬けの環境で、より英語力が身につくでしょう。

食事を自分で作らなくてよい

慣れない地で新しい生活をスタートさせるのは、ストレスも少なからずあると思います。その中で食事もすべて自分で材料から買ってきて料理までするというのは時間もかかりますし、大きな負担になるはずです。オーストラリアでのホームステイの場合、簡単な朝食(トーストやフルーツなど)と夕食の2食をホストファミリーが毎日用意してくれるというのが一般的です。昼食は学校の友達と外食で食べて、それ以外はホストファミリーが作ってくれるという形なら、その時間を勉強など他のことに割くことができます。

オーストラリアでのホームステイのデメリット

ルールが厳しい場合がある

ホームステイ先によってさまざまなルールがある場合があります。オーストラリアは水不足ということもあって節水のためにシャワーの使用時間を短く制限される場合があります。実際に私の友達のホームステイ先ではシャワー時間が3分以内と決められていたという話も聞きました。

他にも、食事の時間洗濯の回数門限など、ホームステイ先によって異なるルールがあるので、その家庭に滞在する限りはそのルールに従わなければなりません。

ホストファミリーとの相性がある

運が悪ければ、ホストファミリーとの相性が合わないということもあるかもしれません。しかし、基本的にはエージェントから手配されたホームステイ先なので、自分が生活態度に気をつけてルールを守って生活していれば大きな問題は起きないでしょう。また、私がお世話になったホストファミリーやシェアハウスの大家さんからも、「日本人はマナーを守るし掃除もできるし大歓迎」というようなことをいつも言われたので、日本人を受け入れてくれる雰囲気は強く感じられます。

シェアハウスより費用が高い場合が多い

オーストラリアでのホームステイの家賃は、シェアハウスに比べると高くなります。安さをとるか安心をとるか、というところでよく考えながら決めていきましょう。家賃が高い分、食事代は抑えられるという面もあります。

自由が利かない場合がある

ホームステイ先によっては、門限が決められていたり、友達を連れ込んではいけない、食事の時間が決まっているなど、自由が利かない場合もあります。各ファミリーにはそれぞれの生活リズムがあるため、リズムが合わなかったりルールが厳しかったりすると苦労する場合もあるかもしれません。

ホームステイの費用の目安(1ヶ月)

費用
項目費用
家賃(2食込み)約12万円
食費(昼食代など)約5万円
交通費約1万円
インターネット代約5千円
※1ヶ月あたり

この他にも、人によっては学費や観光費などもプラスでかかってくるので、そちらも踏まえて計算していきましょう。

ホームステイ先を選ぶときのポイント・注意点は?

学校までの通いやすさ

学校に通いやすい立地か、駅が利用しやすい場所にあるか、というのは非常に大事なポイントです。毎日通う学校があまりに遠かったり通学に時間がかかりすぎてしまうと、それだけで毎日疲れてしまいます。

ペットの有無

動物アレルギーがある場合は、ホストファミリーがペットを飼っているかどうかの確認も重要です。また、あまり動物に慣れていない方も、ストレスにならないためにもペットを飼っていない家族を選んだほうが良いでしょう。

食事はついているのか

夕食と簡単な朝食(トーストなど)の2食が含まれていることが多いですが、食事の有無も事前に確認が必要です。食事付きならその分だけ食費も抑えられますし、生活の負担も減るでしょう。


↓筆者のオーストラリアでのホームステイ経験についてはこちら↓


ホームステイ先を手配する方法

ホームステイ先を手配する方法は以下の2つです。

  • 留学エージェント or 語学学校を利用する
  • 個人で手配する

基本的には、留学エージェントなどからホストファミリーを紹介してもらう形となります。

ホストファミリーについての希望があっても、必ずしもすべての希望は通らないので、注意が必要です。個人で手配することも可能ですが、初めてのホームステイの場合は自分で探すのは不安も大きいでしょうし労力も必要になるので、やや費用は高くなってしまいますがエージェントにお願いするのがおすすめです。

まとめ

オーストラリアへのワーホリ、留学では、ホームステイはシェアハウスと並んで一般的な滞在方法です。

ホームステイにはメリットもデメリットもありますが、人生の大きな経験になることは間違いありません。ホームステイを通して自分の視野や価値観を広げ、充実したオーストラリア生活を送りましょう!

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この記事を書いた人

オーストラリアに語学留学&サッカー留学。現地の大学のビジネスコースを卒業。帰国後に起業。好きな旅行をしながらどこにいても稼げる働き方を模索中。

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